
最近、MIRIAM HASKELLのパールアクセサリーを見かけるようになりました。
雑誌やセレクトショップで。
今、『アンティーク』とか『ヴィンテージ』とか流行ってますからね~。
私もヴィンテージのハスケルのパールネックレス、欲しいです・・・。
ミリアム・ハスケルは、アメリカンコスチュームジュエリーの女王と言われています。
シャネルの影響を受けたデザイナーです。
もともと、コスチュームジュエリーを人気にしたのは、シャネルです。
シャネルは、1934年にコスチュームジュエリーのコレクションを始めています。
最近もシャネルのコレクションで目を引くガラスパールのロングネックレスがありました。
シャネルのファインジュエリーも素敵ですが、
やっぱりシャネルのコスチュームジュエリーは貫禄です。
コスチュームジュエリーの主な素材は、合金、ガラスなどの
いわゆる模造品と言われるものなので、
ヨーロッパのブルジョワ階級の価値観で
模造宝石は代用品であるという概念が根強くありました。
そんな概念にとらわれず、アメリカでコスチュームジュエリーを広めたのが、
ミリアム・ハスケルです。
ハリウッド女優に重用されることで認められていきます。
彼女の望んだコスチュームジュエリーは「本物以上に最高のジュエリー」です。
ミリアム・ハスケルの作品の中で好きなのは、
バロックパールを使用した作品です。
彼女が、『ラウンドこそが真珠』という価値観を
バロックを多用することで覆した、と言われています。
そうそう!そうなのよね、ハスケルさん!
私の中では、『バロックこそが真珠』です!