2009年12月17日木曜日

X'mas Gifts



二人の母へのクリスマスプレゼントです。

多用した大ぶりのパーツが
今年、そして、コスチュームジュエリーらしくなりました。

ゴールドチェーンがアクセントになり、
迫力あるアクセサリー。

母たちの年齢ならこのくらいのボリュームがちょうどいいかも。

今年洋服のトレンドは黒なので、
顔周りが華やかになるこのアクセサリー、
喜んでもらえたら嬉しい。

2009年12月11日金曜日

Alex Monroe

                     

Alex Monroe、大好きなデザイナーです。
イギリスにスタジオがあり、
デザインソースは豊かなイギリスの自然。

鳥、テントウムシ、デイジー、四つ葉のクローバー、
モチーフの表現が本当に素敵です。

繊細で華やか。
かわいらしさもあって。

こんな風に自然をジュエリーで表現できたら・・・って
憧れてやみません。

2009年12月2日水曜日

スワロフスキー☆リング から ヘアアクセサリーへ

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スワロフスキー・クリスタライズで作ったリング。
スモーキーなオレンジ色で品があって華やか。

春・夏はリングで楽しんで、
秋になったので、ヘアゴムにチェンジ。
モノトーンやファーのファッションにスワロフスキーはよく似合う。


自分で作っていると、
作り直しやアレンジが可能。(当たり前か(笑))
ハンドメイドって、そこが楽しい。


2009年11月26日木曜日

MARGO MORRISON NewYork



好きなジュエリーデザイナーです。

石選びが素敵で、
石の美しさを際立たせるバランスが絶妙です。

ナチュラルでエレガント
私が大好きなテイスト。
ショーケースの中の作品に目を奪われます。

素材は、天然石とスワロフスキークリスタルとナイロンコード。
ナイロンコードのおかげで天然石を使用しているのに
重量がでなくてすみます。

彼女は、元ピアニスト。
インテリアデザイナーを経てジュエリーデザイナーへ。

うぅ~ん。。。
私もインテリアコーディネーターだし、ピアノもやってるし(手習い程度だけどさ)
ジュエリーもちょろちょろと。
彼女の作品の感性はぐっとくるものがあるので
きっと同じ嗜好なんだろうな。

でも、こんなに素敵な作品を見ると
私と彼女との生きる密度の違いを見せつけられちゃうな。

頑張ろう!

2009年9月18日金曜日

パール×ブラックスピネル×トルコ石



妹への誕生日プレセントで作ったネックレスとピアス。

ピアスは、流行りのフープピアス。
今年のファションはブラックが中心になるようなので、
石は、差し色になるパープルのスワロフスキーで。
このピアスは何度か作っていて、お友達にも好評。

ネックレスは、重ねづけ&アレンジができるように作りました。
素材は、パール、ブラックスピネル、トルコ石、14KGF。
ぜ~んぶ、私が大好きな石!
しかも、トルコ石は、美しいブルーが希少なアリゾナ産のスリーピングビューティだし。
ブラックスピネルはブラックダイヤモンドって言われるほど
輝きがあって小さくても存在感のある石。

トルコ石はチャームなので、パールにもブラックスピネルにも付けられます。
パールをブレスレットにするのも、ジャラジャラした感じで今の気分にあいそう。



2009年9月8日火曜日

映画『ココ・アヴァン・シャネル』

映画『ココ・アヴァン・シャネル』、9/18から公開ですね。
楽しみです。

シャネルを着こなせるようなおばあちゃんになることが夢です。

シャネルのアクセサリーには刺激を受けます。
パールの重ね付け、素敵です。

秋冬用にロングパールネックレスを作るつもりです。
大小さまざまなパール、眺めているだけで幸せです。

2009年8月4日火曜日

鋳造からあがってきました



先日の『かわいいロックなリング』、鋳造からあがってきました。
これを磨いて、ゴム型で型取りします。
ゴム型を作っておくと、そのゴム型に金属を流せば同じ形のものが何個でも作れます。

今回このリングは、いくつか展開させて
どれがいいか試してみたいって思っています。

シルバーだったり、ゴールドだったり。
石を入れたり、メッセージ入れたり。
ハートの付け位置を変えてみたり。
ネックレスに展開してみたり。

いろいろやってみようと思う。

2009年7月23日木曜日

かわいいロックなリング


今、作っているリング。
ワックスモデリング。
(ワックスモデリングについては今度。)

今はバラバラだけど、ハートのパーツはリングの上にくっつく。
このデザインは、
ハート型ストーンを石留めしたリングをイメージ。
でも、石の部分も金属で。

ハートがかわいい雰囲気。
石座とリング部分は打ちつけたようにし、少しハードな雰囲気。
『かわいいロック』なリング。

ハートのカボション部分には小さな石を埋め込もうかな。

ハートの裏側にメッセージを刻むかどうか検討中。

リングの腕に対して、ハートの設置位置を変えるバリエーションで、
いくつかシリーズで作成予定。


以前作った、友人のマリッジリングの派生シリーズ。


早く鋳造しよ。

2009年7月12日日曜日

アメシスト






たぶん、好きな石のひとつ。

アメシストはクオーツの中で最も高価な宝石。
アメシストの色は、バイオレットからレッド・パープル。
色が濃くて色むらのない石が最も好ましいとされている。

最高品質な色は、パープリッシュ・レッドからパープル・レッドのものと言われていて、
ウラリアンあるいはシベリアンアメシストと呼ばれている。

アメシストの魅力は、とにかくこのパープルカラー。

紫色は、歴史的に高貴な色とされ、身分の高い者にしか許されなかった。
聖徳太子が制定した冠位十二階で最上位の色が紫色。
伝統的に日本人は紫色を尊ぶ傾向がある。

ロシアの女帝エカテリーナが愛した石としても有名。

なんだか、高貴な色の香りが
ミーハーな私の心をくすぐる。

アメシストは多色性という性質をもつ。
多色性とは、見る方向によって違う色が見える性質。
2枚目の写真には、
青味かかったパープルと赤味かかったパープルの2色が見える。


アメシストの熱処理はときおり。
効果は、ごく暗いアメシストの色を明るくしたり、
シトリンおよびグリーンクオーツにしたりする。
検出は不可能で、安定性は高い。


「アメシストの最高峰」と呼ばれるのは、
ブラジル・カシャライ鉱山のカラーチェンジアメシスト。
自然光ではパープル、白熱灯でレディッシュカラーへ変わる。
この鉱山は閉山し、もう産出されない。
色が深く、透明度があり、そしてカラーチェンジは、
希少性が高い。

昔、カルティエで見た気がするなぁ。。。


アメシストの取り扱いで注意することは、
光によって褪色することがあるので、
光が当たらないように保管すること。


2月の誕生石

2009年7月10日金曜日

ローズアメシストのプチネックレス



鎖骨のくぼみに石だけが乗っているように見える
華奢なネックレス。
ずっと前から作ろうと思っていたのを忘れてた。

この前、Mr.Brainで綾瀬はるかがしているネックレスを見て
思い出した。

昔に考えていたのはダイヤモンドだった。
でも、ダイヤモンドだと価格が高くて、
そのうち・・・なんて言っているうちに忘れちゃって。

テレビのネックレスは、グリーンアメシスト(正しくはグリーンクオーツ)かな?

グリーンアメシスト、キレイなんだけど、
基本的にグリーンアメシストは熱処理によって作られた色。
別にそれでもいいんだけど、今の気分には合わなくて
他のを探してうろちょろしてたら、いいのがあった!

ローズアメシスト

アメシストは基本紫色。ただ、紫が薄くなった色(ピンクとか紫陽花色とか)を
色合いで「ローズアメシスト」「ピンクアメシスト」「ラベンダーアメジスト」等に
分けられることがある。

この石が気に入った理由は、裏面もファセットカットされていたこと。
輝きが違う。
カットから想像すると、ルース用に加工したものをビーズにしたみたい。
「ルースになるくらいの石がビーズに」ってところが魅力的。

やっぱり、アクセサリーでもいい石を使いたい。

これ、日常的に身につけたいから
素材にこだわって14kgfで。

作ってみて、想像以上にいい!
胸元でキラっと光る姿を鏡で見るたびに、テンションあがる。
薄いパープルピンクなところもいい。





2009年7月8日水曜日

宝石の条件

宝石の条件には、

��、美しさ
��、色
��、透明度
��、形状
��、表面の特徴
��、耐久性
��、希少性

がある。
今は、カラードストーンについて。
��ダイアモンドに関しては4Cがあるから、それについてはまた今度。)

カラードストーンでは最も重要な価値要素は色。
��IAでも色石のカラーグレーディングについてちょっと勉強した。
でも、カラーって無限だし、ダイヤモンドのカラーグレーディングみたいには
普及してないみたい。
授業も少ししかなかった。

基本的には、彩度・明度の高い石は価値が高い。
��赤なら、薄い赤より濃い赤。暗い赤より明るい赤。みたいな)


個人的にだけど、カラーと同じくらい重要視するのは、カット。
『磨けば光る』って言葉があるように、
どんな石も磨き次第だと思う。
丁寧に研磨され、その石がもつ個性を生かされた石は
本当に輝いてる。

展示会で石屋さんが一堂に会する場に行くと
研磨が美しい石は他とは違う。
その石を磨いた職人さんに話を聞くと、石への愛を感じる。
そういった愛着が、石の魅力を引き出し輝かせる。


宝石って、自然と人間の作品だなって思う。
長い年月をかけてこんな美しい鉱物を作りだす自然と
それをどれだけ輝かせるかに力を注ぐ人間と。

2009年7月2日木曜日

ペリドット~ウォーターリリー・リーフ・インクルージョン~


��IAで勉強中、ペリドットの鑑別はわかりやすかったから、
ペリドットが出てくると結構嬉しかった。

鑑別の分かりやすさは、
まず、色のバリエーションが少ないこと。
多くはイエローグリーン。
中にはブラウンがかったペリドットもあるけど。
とにかく、この特徴的なイエローグリーンを見たら、ペリドットが候補に挙がる。

そして、ペリドット特有のインクルージョンがあること。
いくつかあるけど、代表的なのは、ウォーターリリー・リーフ・インクルージョン。
円形平面に広がる液膜インクルージョンのことで、
その睡蓮の葉のような形状から、こう呼ばれている。
中央にクロマイトなどの微細な結晶を含んでいて、
その黒い点が、睡蓮の葉の上に乗るカエルに見えるんだって。

なんだかかわいい。

この薄い液膜インクルージョンは、角度によって光を反射してキラキラ光る。
シャボン玉の表面が光るような感じかな。


インクルージョンは、多すぎると石の透明度が下がるし、
割れやすくなることから、価値が低い。
インクルージョンの無い石は希少性が高いから、価値も高い。

でも、それぞれの石が長い年月をかけ、
自然の中で育ってきた痕跡がインクルージョンだから、
全く無いよりは少しはあった方がいいって思う。
石にも個性がある。

おのおのの石が持つインクルージョンこそ、
その石の証だし、天然だってことを主張してる。


ペリドットのウォーターリリー・リーフ・インクルージョンは、
かなり好きなインクルージョン。

ペリドットをルーペでのぞいてみて。
見つけたりするとホント嬉しくなるよ。



��ペリドットに関する言い伝え~

ペリドットは、夜暗くなっても輝きを失わなかったことから、
「イブニングエメラルド」とも呼ばれる。

ペリドットは悪魔を追い払う力を持ち、
その力はゴールドにセットされた時、より一層強くなると言われている。

石言葉は「夫婦の幸福」



ペリドットは8月の誕生石。
『太陽の石』とも呼ばれるペリドット。
私が、夏になるとこの石のリングをつけたくなるのは、自然のことかも。

2009年6月28日日曜日

英語の必要性

ジュエリーの業界は、英語ができた方がいい。

GGの資格は、一昔前まではアメリカに行かないと取得できなかった。
日本のGIAでも教科書の基本は英語。
一応、日本語訳の教科書もあるけど、訳がわかりづらい。
英語が読めたら・・・って思うことは何度もあった。

鑑定機関で働いていた時も
国外向けのダイヤモンドの鑑定を多く扱っていたこともあって
客の多くがインド人。
英語、できた方がいいでしょ。
社内の英語できる率は8割超えてたし。

石を仕入れる時も、相手は外国人なこと多い。
ここでも、英語ができれば交渉は有利。

デザインの勉強するにも洋書の方がいい。

最近購入したジュエリーの本は洋書。
どうしても読みたいから、やっ~と重い腰をあげて辞書を手にした。
辞書を開いたのは何年振りだろう。

2009年6月24日水曜日

ペリドット☆キャンディーリング(厚メッキ)



初めてワックスを扱い、初めて自分で石留めした懐かしいリング。
こーやって写真に撮ると、ヘタすぎて恥ずかしい。
でも、初めての作品だけに愛着あり。

明るいグリーンのペリドットが夏の気分によくあって、
この時期になると登場するお気に入りのリング。

素材は、シルバー。
その上に、18金イエローゴールドで厚メッキ。

自分で作り始めるまで、メッキは毛嫌いしてた。
見向きもせずニセモノ扱い、みたいな。
相変わらず思い込みがはげしくて、自分に笑う。

やってみたら、この18金メッキ、結構いい。

このリングのボリュームですべて18金にすると
大変な値段に!

この厚メッキ、通常の使用で禿げてくることはそうないし、
万が一禿げてきてもまたメッキ加工すればいいので問題なし。

手持ちのアクセサリーを簡単にリニューアルするのにもオススメ。
ホワイトゴールドだったリングをイエローゴールドにしてみたり。
逆もあり。

加工賃は、1000円~2000円程度。


ペリドットについて、次に書きます。

2009年6月19日金曜日

ロザリオネックレス



最近流行りのロザリオネックレス。


プロテスタント系の学校に通っていたので、
信者でない私がロザリオやクロスを持つことに多少の抵抗があります。


でも、作って使用して分かったことですが、
デザインというかスタイルが素晴らしい。
さすが昔から受け継がれてきたデザイン。


夏の麻やコットンに合うようにイメージし、
サンゴとマザーオブパールで作ってみました。

涼しげで華やかなネックレス。
カジュアルなスタイルに華をそえます。

それぞれの詳細はまた後日記載します。



��ロザリオとは~

本来、ロザリオとは、首にかけて使用するものではなく
手に持つ形で使用されます。

ロザリオは小さな珠と大きな珠とで構成されていて
祈りを捧げるときに、何回祈りを唱えたかを数えるために使用します。

クロスとロザリオは位置づけが異なります。
クロスはキリスト教の信仰を形にあらわすもので、
ロザリオは祈りとともに用いるものです。

2009年6月15日月曜日

夏ピアス



サンゴ、淡水パール、スワロフスキーのピアス

素材は盛りだくさんで華やか。
でも、小ぶりなのでうるさい感じはなし。
活動的な夏のイメージと上品さを兼ね備えた感じ。


大学時代の友人に、会うなり「かわいい!」って。
とってもオシャレな彼女。
彼女の言葉は心から嬉しい。

さっそく、この子は彼女の元へ。

2009年6月12日金曜日

アクアマリン (ナチュラル×ナチュラル)

この石はアクアマリンです。
0.35ctで小さい石なんですが、購入した理由はナチュラル×ナチュラルだったからです。

アクアマリンの名前の由来が、ラテン語で『水』と『海』を意味し、
石の色が水色だったことにあるように
アクアマリンの色は水色って思われていると思います。
でも実際は、天然のもので想像するようなきれいなマリンブルーの石は
そう多くはありません。

グリーンがかった石が多く、
たいていのアクアマリンは熱処理によって
グリーンや鉄分による色をブルーに変えています。

この熱処理は、いまのところ検出するのは不可能と言われていて
効果も半永久的ですし、安定性の高い処理です。

なので、アクアマリンについては、熱処理されているのが当たり前って思っていたところに
熱処理をしていない石に出会ってしまいました。


この石は、タジキスタン共和国(中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和国)ザラトヤ ゲルト クリステル産です。

写真はちょっと暗く写っていますが、実際はもう少し明るい水色です。


美しいマリンブルーの色彩を持つ石で有名なのは、
『サンタマリア・アクアマリン』です。
名前も美しいですよね。
ブラジル・ミナスジェライス州サンタマリア・デ・イタビラ鉱山産です。
この鉱山はすでに閉鎖されもう採石されていないので、
今では幻の宝石になっています。

とにかく貴重なナチュラルなアクアマリンが手に入ったので、
とっても嬉しかったです。

何を作るか思案中です。
石のもつ繊細さと美しさが引き立つように、
きゃしゃなデザインにしたいなぁって考えています。


��アクアマリンについて~

アクアマリンはベリルの変種です。
エメラルドもベリルなので、同じ仲間です。
大きさは、ほとんど全てのサイズの石が見られます。10ctの石は一般的です。
ファセット加工された1000ctの石も知られています。


パワーストーン的な意味合いは、

 人に惑わされない強さと寛大な心

 リラックスやリセット

 ダイエットのサポートにも効果的です


東京国際ミネラルフェアの戦利品

今回購入したのは、

アクアマリン
ブルートパーズ
アメシスト
ラリマー
アマゾナイト
ロードクロサイト

これから、少しづつ紹介していきますが、
帰って石を見てみたら、同じ石ばっかり・・・。
しかも、色もブルー×寒色系ばっかり。

もともと、ベリルやクオーツが好きなので
種類が同じになりやすいのは仕方ないですが、
色がブルー系に偏っているのを見て、
最近疲れているのか、それとも、会場が暑かったからなのか・・・(笑)

でも、これから夏に向けての作品にはちょうどいいかも。

2009年6月6日土曜日

東京国際ミネラルフェア

今日から東京国際ミネラルフェアが始まります。

楽しみにしていました。
珍しい石を仕入れてきます。


東京国際ミネラルフェア

日時   :  平成21年6月5日(金)~9日(火)
会場   :  新宿第一生命ビル1F スペースセブンイベント会場
入場料 :  一般1000円