
著者は山口遼氏です。
老舗の宝石商から始まって近年の作家まで
30のブランドジュエリーが紹介されています。
著者の前書きに、
『ジュエリーの世界では、ほとんどの店とデザイナーは、
天才的な技術、デザイン、あるいは商才を持った一人の人物とともに始まります。
この意味で宝石商とはすべて家業です。
繊細な趣味とデリケートな美感を持った人間がこつこつとやってゆく商売、
それが宝石商と言っても過言ではないと思います。』
とあります。
100年以上続く老舗の宝石商の作品も、やはり、そのお店の礎を築いた人の作品が
最も輝いています。
この本を読んだら、手に入れたいジュエリーが変わりました。
やはり、作家本人が作成したジュエリーが欲しいです。
この本の中で紹介されている現代ジュエリー作家の
ギメルやJARとか。
この本で紹介されている作品は素晴らしく、
特にJARの作品はただただ素晴らしくて、言葉にならないです。
先日、GIAで山口遼先生の講演があったみたいで、
私の先生が聴きに行ったそうです。
行きたかったなぁ。