写真右側が、もともとのリング(奥様)
左側が、鋳造前のワックスで原型を作成したご主人用のリング。
10年以上前にMIKIMOTOで購入したものだそうです。
ご主人が指輪を失くされて、買い直そうとMIKIMOTOをのぞいてみたところ、
昔の価格の2倍になっていて驚いたそうです。
金属の高騰が激しいですからね~。
10年前の価格と比較したら、プラチナも金もシルバーも
何倍にもなってるから、商品価格が跳ね上がっているのも仕方ないんですよね~。
10年以上も前に結婚している夫婦、
今更、ご主人に10万近いリングを買うなんて、
普通の妻は二の足を踏みますよね~。
キモチ、わかります(笑)
それで、Haruka Bijyouxにオーダーありました。
デザインもサイズもほぼ同じにしながら、
わからない程度に余分なところを削ぎ落として
なるべく軽く、軽く、作りました(笑)
重さは価格に直結しますからね。
既製品では、金属の使用は本当にシビアです。
吹けば飛ぶほどの粉片でも殺ぎ落とそうとします。
で、奥様の方のリングにはダイヤモンドを入れます。
ハーフエタニティにするか、数個をとばして入れるかは、相談中。
ご主人のリングにはシビアなのに、
自分のリングにお金をかけることは厭わない。
笑っちゃうけど、まぁ、そんなものですよね。
プラチナ素材を扱うのは初めてだったので、
勉強になりました。
やっぱり金属ってそれぞれ特徴があって面白い。
今度、プラチナの特徴についても書きます。