
2008年12月、クリスティーズロンドンオークションで
16,393,250ポンド(約22億5千万円)で落札されたブルーダイヤモンド。
値段にもビックリしちゃうけど、
こんな美しい天然のブルーダイヤモンドがあるなんて・・・
ため息がでるほど。
もともとは、スペイン国王フェリペ4世が1664年に、
ローマ皇帝レオポルト1世との婚約を祝して
娘のマルガリータ王女に贈ったもの。
その後、ドイツの名家ヴィッテルスバッハ家に代々受け継がれた
歴史あるダイヤモンド。
バックグラウンドも素敵ね~。
今回落札したローレンス・グラフ。
こんな金額で落札したこともすごいけど、
もっとビックリしちゃうのは再研磨しちゃったこと。
ダイヤモンドの研磨ってリスク高くて、
もしかしたら粉々になっちゃう可能性だってあるわけで。
こんな歴史的価値も希少価値も高いブルーダイヤモンド、
普通だったら恐ろしくてそんなことできないよねぇ・・・。
でも、結局、1年かけて
35.36ct、VS2、ファンシーディープグレイッシュブルーだったものを
31.06ct、フローレス、ディープブルーにしちゃったんだから
ホント驚き!
すごいよ、グラフ!
今、スミソニアン国立自然史博物館に展示されてるらしい。
見に行きたーい!